最終更新日: 2026年10月3日
カーリースの走行距離制限を「超えそう」「超えてしまった」という方、あるいは契約前に距離の設定で失敗したくないという方へ。この記事では、走行距離をオーバーするとどうなるのか(超過料金の仕組み)、超えそうなときにできること、契約時の距離設定のコツ、そして走行距離無制限という選択肢まで、走行距離の話に絞って詳しく解説します。カーリース全般の欠点はデメリット記事、後悔しやすいパターン全般は後悔記事で扱っています。
カーリースの走行距離制限とは
多くのカーリースには、月間(または契約期間全体)の走行距離の上限が設けられています。上限は契約時に設定し、契約後は変更できない会社が一般的です(たとえばオリコで乗ーるは、走行距離などの契約内容はリース期間中に変更できないと案内しています)。この上限を超えると、超過分に応じた精算が発生する場合があります。
走行距離制限が設けられているのは、契約満了時の車の価値(残価)を、走行距離を前提に見積もっているためです。走りすぎると想定より車の価値が下がるため、その分を精算する仕組みになっています。
走行距離をオーバーするとどうなる?(超過料金の仕組み)
走行距離が上限を超えると、一般に「超過した距離 × 1kmあたりの単価」で計算した超過料金を精算します。各社公式が公表している例は次のとおりです(2026年9月時点)。
- 定額カルモくん:6年以下の契約で月平均1,500kmが上限。超過分は1kmあたり8円。なお7年以上の契約では走行距離制限がありません。
- MOTAカーリース:走行距離は月2,000km。契約満了前に解約・返却する際の走行距離が[経過月数 × 2,000km]を超えた場合、8円/kmの追加請求が発生すると案内。
このように、上限の距離や1kmあたりの単価、精算のタイミング(契約満了時の返却時や、中途解約・返却時など)は会社によって異なります。契約前に、自分が検討している会社の条件を必ず確認してください(単価・基準は会社によって異なります)。
走行距離を超えそうなときにできること
すでに契約中で「このままだと超えそう」という場合、できることは限られますが、次のような対応が考えられます。
- 早めに契約先へ確認・相談する:精算の条件や、契約満了時にどの程度の超過が見込まれるかを確認しておくと、心づもりができます。
- 契約途中のプラン変更は難しい場合が多い:走行距離のプランは契約後に変更できない会社が一般的です(例:オリコで乗ーるは契約内容の変更不可と案内)。まずは契約内容を確認しましょう。
- 乗り方を見直す:契約満了までの残り期間と現在の走行ペースから、超過を抑えられるか検討します。
- 次回契約時に見直す:今の契約で超過傾向がある場合、次の契約では走行距離に余裕を持たせる、または無制限プランを選ぶことを検討します。
契約時の距離設定のコツ(超過を防ぐ)
超過は、契約時の距離設定で大きく防げます。次のポイントを押さえておきましょう。
- 実際の使い方から年間走行距離を算出する:通勤・通学・買い物・レジャーなど、1週間や1か月の走行距離を把握し、そこから年間の距離を見積もります。一般に自家用車の年間走行距離は1万km前後と言われますが、使い方によって大きく変わるため、あくまで自分の実態から計算することが大切です。
- 余裕を持って多めに設定する:ぎりぎりで設定すると超過リスクが高まります。想定より多めの距離で設定しておくと安心です。
- 長期契約で制限が緩む・なくなる会社を選ぶ:たとえば定額カルモくんは、7年以上の契約で走行距離制限がなくなると案内しています。走行距離が多い人は、こうしたプランも選択肢になります。
走行距離無制限・制限のないプランという選択肢
走行距離が多い人や、距離を気にせず乗りたい人には、走行距離制限のないプランがあります。公式で確認できた例は次のとおりです(2026年9月時点)。
- 定額カルモくん(7年以上の契約):走行距離制限なし。
- ニコノリ中古車:走行距離制限なしと案内。
また、中古車リースでは走行距離制限のない会社もあります(中古車リースの仕組みは中古車カーリースの記事を参照)。なお、契約時に走行距離を複数のプランから選ぶ方式の会社もありますが、選べる範囲は会社によって異なるため、具体的な数値は各社公式でご確認ください。
走行距離無制限にできる条件(長期契約・もらえるプランなど)と対応する会社の比較は、カーリースで走行距離無制限にする条件で詳しく解説しています。
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カーリース選びの参考に、あわせてご覧ください。
各社の条件を同一基準で比較するカーリースタイムズのトップは こちら。
よくある質問(FAQ)
走行距離を超えたら1kmあたりいくらかかりますか?
会社によって異なります。各社公式では、定額カルモくん(6年以下)・MOTAカーリースがいずれも超過分1kmあたり8円と案内しています(2026年9月時点)。単価や上限距離、精算のタイミングは会社により異なるため、契約先の条件を確認してください。
超過料金はいつ精算しますか?
一般に、契約満了時の返却時などに精算します。中途解約・返却の際に、経過期間に応じた基準(例:MOTAカーリースは[経過月数×2,000km])を超えた分を精算する場合もあります。精算方法は会社によって異なります。
契約の途中で走行距離のプランを変更できますか?
変更できない会社が一般的です(たとえばオリコで乗ーるは、走行距離などの契約内容はリース期間中に変更できないと案内しています)。超えそうな場合は、まず契約先に相談し、精算の見込みを確認しておきましょう。
走行距離無制限のカーリースはありますか?
あります。たとえば定額カルモくんは7年以上の契約で走行距離制限がなくなり、ニコノリ中古車は走行距離制限なしと案内しています。走行距離が多い人はこうしたプランも選択肢になります。
年間走行距離の目安はどのくらいですか?
一般に自家用車の年間走行距離は1万km前後と言われますが、使い方によって大きく異なります。通勤距離や休日の使い方から、自分の実際の走行距離を計算して設定するのがおすすめです。
まとめ
カーリースの走行距離をオーバーすると、一般に「超過距離×1kmあたりの単価」で精算します(各社公式の例では1kmあたり8円など。単価・基準は会社により異なります)。超過は契約時の距離設定で大きく防げるため、自分の実際の走行距離を多めに見積もって設定し、走行距離が多い人は無制限プランや長期契約も検討しましょう。後悔しやすいパターン全般は後悔記事、欠点の整理はデメリット記事もあわせてご覧ください。
本記事の各社情報は2026年9月時点で各社公式サイトが公表していた公開情報に基づきます。走行距離の上限・超過料金・条件は改定される場合があるため、契約前に必ず各社公式サイトで最新の情報をご確認ください。
走行距離は「カーリースはやめとけ」と言われる理由の一つにも挙げられます。実際どうかはやめとけと言われる理由の検証記事で解説しています。

